私は3級ファイナンシャルプランナー(以下FP)技能士の資格を有しています。
現在はFP2級資格取得に向けて学習しています。
当記事ではいくつも資格がある中で、
何故FP資格を目指したのかを紹介します。
資格取得する理由は人それぞれ異なります。
- 自分のため
- 家族の為
- 業とするため
当然私がFP資格取得を目指したことにも理由があります。
私の場合
- 社会保障やお金に関する知識がほしい!!
- 将来的に自分で稼ぐ力を得るための足掛かりにしたい!!

とかいうカッコイイ理由ではありません




ちゃうんか~~~い!
え、そんなことで目指したの??というような理由です。
しかし、理由こそ大したことではありませんが、
勉強して得たものは非常に大きなもので、私の中に変化をもたらしてくれました。
一体何が起こったのか?ご紹介します。
この記事はこんな方におすすめしています。
- FP資格に興味はあるけど、利益になるの??
- FP資格取得を目指しているけどイマイチやる気が続かない
- 試験前なのにモチベーションが上がらない
こんな方はちょっと骨休めしてみては?
FP目指すとこう変わります。是非ご覧ください。



FP資格取得を目指したきっかけ
Ⅰ.転職、そして時間ができた
まず、きっかけの前にFPを目指すことになった前提があります。
それが転職です。
転職前は朝早く家を出て、21時~22時に帰ってくるのが当たり前の生活をしていました。




社畜社畜!!




当時は社畜やったね~。でも社畜って、中に居るとそれが当たり前に思えるから怖いんよな
転職の事由については触れませんが、
この時は全く仕事以外に何か自己投資しようとする気力が全くありませんでした。




帰るのが21時とか22時じゃそもそも時間ないよネ
そんな生活が転職によって激変します。
子どもが産まれる時とほぼ同時期に転職。
21時~22時まで当たり前のように働いていた人間が、
定時帰宅が当たり前の生活となり、自由時間が飛躍的に増えました。
しかし増えた自由時間、何もせずにゲームをしたり動画を見たりして潰している時間が勿体無いと感じていました。
Ⅱ.副業 おすすめ 資格で検索
自由な時間を適当に潰す日々が続く中、
今後何か収入を伸ばせるような資格はないかと考え、
- 副業 おすすめ 資格
でWeb検索。社労士・行政書士・・・等並ぶ中、FP資格の存在を知りました。
ファイナンシャルプランナー
当時の私には聞きなれない単語。調べてみるとお金に関する資格。
- 1級~3級まである
- 3級ならば受験資格は特に無し
- 難易度もそう高くはない
このような条件で、しかもおすすめ資格上位に入っている。




じゃあコレを目指そう!!
これがそもそも私がFP資格を目指したきっかけです。
…たったこれだけです。




えっー!!
FPを目指した結果どうなった?



FP資格を取得しても、正直なところ何かが変わるわけではありません。
余談ですが、FP資格には独占業務と言われるものがありません。
独占業務が無いという事は、
この資格があっても無くてもできる仕事の範囲は変わらない。
ということです。唯一FP資格が無ければできないことは
私はFP技能士です
と資格保有者であることを示す事くらいです。




形としては何も変わってないけれど、見えない所では大きな変化が3つもあったよ!これを紹介するね
Ⅰ.ぼやーっとしていたイメージがまとまった
FPの学習を始める前は、社会保障制度や税金といった非常に身近な事に対しても
何がわからないのかわからないレベルで無知、と言うよりは無関心でした。
最初の頃の頭の中はこんな感じ



- 言葉は聞いたことあるけどイマイチ分かっていない、というか知らない。
- 中身全然違う内容のよく似た言葉の違いがわかっていない。
まさにこんな感じでした。
それが学習を続けていくうちに頭の中が整理され、まとまっていくのです。
当然使わなければどんどん忘れていってしまいますが、
必要な時に調べるべき内容を把握できるようになりました。




物事を調べる時に、調べる内容・範囲が明確にわかっていると調べる効率は飛躍的に上がります




たしかに!どこまで調べたら終わるんかわからんしな
Ⅱ.役立つシーンが意外と多い
FPの学習範囲は、普段の生活で意外と触れる機会が多いことに気づきます。
- 結婚
- 転職
- 出産
- 年末調整や確定申告
- 家の取得…など
簡単に上げただけでもこれら多くのシーンでFPの学習内容に触れます。
これらのシーンで必要な手続きや書類の記入方法は、
その都度説明されることがほとんどで、知らなくても困らないかもしれません。
しかしながら、
こういった手続きや書類作成を知識が無い中で進めていくのは苦痛以外の何物でもありません。
やらなければならないタスクの全容がわからず、
本当に全部ちゃんとやったのかな…と不安になるでしょう。
しかしFPについて学習していると、
出てくる言葉や手続きで得られる内容がある程度理解できるようになります。
この変化によって、一見複雑で難解に見える手続きや書類作成に対して、
恐怖心や嫌悪感、拒否感の軽減に繋がり、気持ちが楽になりました。




学校で言うと、予習をした状態で授業を受けるような感覚だよ




よしゅう?なにそれおいしいの?




うん!おいしいよ!




……
Ⅲ.自身の人生設計をしっかりとたてることができた
私はFP資格の最も重要な所はお金に関しての人生設計をすることにあると感じています。
FPのテキストでは序盤に社会保障制度についての記述が多くありますが、
その社会保障制度よりも前に人生設計(ライフプランニング)について記述されており、
その重要性が示されています。
経済的に独立しているのであれば、
家計簿とは言わないまでも月間の収支くらいは計算したことがあるのではないでしょうか。
FPが行うそれは、生涯にわたる家計簿と言えるようなものであり、
- 家族構成の変化
- 税金や社会保険料に至るまでの収支の変化
- 今後発生することがわかっている収支…等
これらを全て盛り込み、生涯におけるお金の動きを把握していきます。
- いつお金がたくさん必要なのか
- いつならお金を使っても家計に問題は無いのか
- 老後の貯蓄は十分にあるのか
このようなことがわかるようになります。
これをキャッシュフロー表と言います。
キャッシュフロー表とは何なのかをもっと詳しく、
掘り下げた記事を今後作成予定ですので期待してください!!




FPの知識を得る前にキャッシュフローの存在を知ってても、キャッシュフローはよう作らんだやろなぁ




ん?なんで??収支計算するだけやろ?




社会保険とか税金とか、知らんことが多すぎたね。計算方法もわからんし、合ってるのか確認する方法もわからんから、どもならん




あーそっかぁ、家賃や光熱費だけじゃないんやな




FPの知識がついたことで、社会保険料や税金をはじめとした様々なお金に対する理解が深まったからね。具体的に色々な金額を算出できる力がついたよ




ってことは、もうキャッシュフロー作ったん?




作ったで!
実際にキャッシュフロー表を作成して人生におけるお金の動きを確認しました。
- 我が家のキャッシュフローの傾向
- ・現在貯蓄に回しているお金が比較的多い
・子どもが大きくなったあたりで最も家計が厳しい
・老後にかなりの余裕ができる
・大きなトラブルが無ければ生涯において貯蓄が尽きることは無い
このようなことから、
- ~年後は家計が一番苦しくなるからしっかり構えよう
- もう少し家族旅行や生活レベルを上げるためにお金を使っても良いな
- 老後の貯蓄は問題無さそうだから今のままの貯蓄レベルを続けよう
なんてことを確認しました。
予め把握して予定に組んでおくことで、
- 大きな出費であっても焦ることなく冷静に対応できる
- 根拠を持って家計を把握することでお金に対する安心感が生まれる
このようなメリットを受けることができます。
まとめ
FP資格を取得した私が、この資格を目指した理由と得たものについて紹介しました。
- 時間の無駄を無くすための自己啓発としてFP資格を目指した
- 形は何も変わらないけれど、中身は大きく変わった
- 社会保険制度や税金について、調べて理解できる知識がついた
- キャッシュフローを作成し、人生設計をすることができた
先にも述べたようにFPには独占業務はありませんので資格を取る必要はありません。
キャッシュフローの作成にしても、自分のものなら無資格で作る事も可能です。
しかしながら、社会生活を送る上でFPの知識は非常に重要で、
学んだ側から言えば何故学校で習う事が無いのか不思議なレベルです。
日本人は(細かい良し悪しは別として)恵まれた社会保障制度を受けられる立場にありながら、
あまりにもそれらの制度に無知であり、無関心であると感じます。
自分の人生は自分でしっかり設計するべきです。
その中でFPの知識はお金に関して人生設計をするために間違いなく役立ちます。
FPの知識を得て、全て無駄になることはまず無いでしょう。
あなたも自分の人生を自分の頭でしっかり考え、
まずはお金の観点から見直してみませんか?
【ファイナンシャルプランナー】資格を目指したきっかけ おわり
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