私は一条工務店でブリアールを建てました。
そう、一条工務店の看板商品である【i-smart】を選ばなかったのです。
選んだのは【ブリアール】でした。
今回はどうして私が数あるハウスメーカーの中から一条工務店を選んだにも関わらず、
看板商品である【i-smart】を選ばなかったのか。
また、どのような考えでその決断に至ったのかについてご紹介します。
- 一条工務店が気になっている人
- i-smart以外を建てた人の声を聞きたい人
- i-smartとブリアールの違いを知りたい人
こんな方におすすめしています。

一条工務店を選んだ理由についてはこちらの記事で紹介しています。



1.i-smartではなくブリアールを選んだたった1つの理由
ブリアールを選んだたった1つの理由とありますが、
i-smartを選べなかった理由
と言う方が正しいです。
i-smartではなくブリアールを選択した、たった1つの理由は
i-smartは予算オーバーした
これに尽きます。
月額のローン返済額から割り出した総費用はおおよそ3000万でした。
i-smartではどうしてもオーバーしてしまう…。
このため、一条工務店の中では比較的坪単価の安いブリアールを選択することにしました。




ブリアールの値段についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
⇒35坪の注文住宅はいくら?ブリアールの【建築費用】大公開!!




最初からi-smartにしたいとか、ブリアールもいいかなーとか考えてたん?




いやいや、最初はそんな商品名全く知らんだよ!展示場に行くまで”一条工務店”も知らんだしな




そうなんかっ!!




営業担当者さんに教えてもらって、商品名を知るに至ったよ
一言に予算オーバーだったとは言え、
i-smartとブリアールの違いについてはしっかりと理解し、
ブリアールの機能で充分だ
という決断をもってi-smartを諦めています。
ちなみに、お金に余裕さえあればi-smartを選んでいたと思います。
以降はブリアールに決めるにあたり、
どのような葛藤を持ちながらi-smartを納得して諦めていったのかをご紹介します。
2.ブリアールに決めた!諦めたものは?



お金さえあればi-smartにしていた。
そしてブリアールにすることで諦めなければならなかったものがあります。
それがこのハイドロテクトタイルです。
⇒一条工務店のハイドロテクトタイル
特にメンテナンスしなくても綺麗な状態を維持してくれるよ!っていうタイルです。
しかも耐用年数30年。この間、他の外壁に必要な塗り直しが必要ありません。
このため、ランニングコストに優れています。しかも掃除しなくていい!!
ブリアールの外壁であるサイディングも、
3年住んだ状態では水跡など目立った汚れはありません。
他のブリアールの外壁も皆さん綺麗な状態で維持されているので、
汚れにくいのは事実かなと思いますが、ハイドロテクトタイルには敵いません。
あわよくば生涯塗り替えせずに済ませたいと企んでいる私にとって、
このハイドロテクトタイルは非常に魅力的でした。




汚れにくい上に、汚れが目立ちにくいんよな~。ほんと羨ましい!




ずぼらに綺麗なの保てるのはうれしいねー




ブリアールの壁も汚れにくいのは確かなんやけど、汚れが目立ちやすいのと、一度汚れがつくと落ちにくいのが欠点やな~。




外壁については他にもこちらの記事で紹介しています。
3.i-smartでは得られないもの
先程はブリアールにしたことで諦めたものをご紹介しました。
しかし、逆にi-smartでは得られないものもあります。
こちらはブリアール・グランセゾンで共通の内容になりますがご紹介します。
Ⅰ.自由な間取り
特に、i-smartとブリアール・グランセゾンは家の構造自体が異なります。
i-smart | 枠組み工法 |
ブリアール・グランセゾン | 軸組み工法 |
間取りの自由度は圧倒的に軸組み工法の方が高いです。
一条工務店はルールが多すぎて間取りが自由にできない! !
という声は良く聞かれます。
恐らくこれは枠組み工法の制約に引っかかることによる声かと思います。
i-smartの間取りは基本的に1Fと2Fの形状を揃える必要があります。




一条工務店のホームページに間取り例が載っていますので参考にどうぞ。
⇒アイ・スマート|性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】 (ichijo.co.jp)
これに比べてブリアールやグランセゾンは基本的に自由に間取りを組めます。
我が家の場合、2階のロスガードの位置が少し調整必要だった以外は問題有りませんでした。
こちらは我が家の間取りですが、この間取りのままi-smartは建てることができません。



合わせ図において、青は1Fの外形線・赤は2Fの外形線です。
我が家の1Fの形状は正方形でも長方形でもありません。
少し入り組んだような形状をしていますね。
これはi-smartでは作ることができません。
i-smartの形状は、家の構造上ほぼ正方形か長方形となります。
また、ブリアールの場合は1Fがあって2Fが無い所は屋根にできますが、
i-smartはバルコニーとなります。
Ⅱ.3枚引き戸
先程の自由な間取りに関係しますが、
我が家にある3枚引き戸は軸組み工法ではできないと思われます。
色々調べましたが現時点では我が家以外に見つけたことはありません。




3枚引き戸についてはこちらの記事でご紹介しています。
我が家の一番の工夫であり自慢となっていますので是非ご覧ください。
実現してくれた一条工務店の設計士さんには本当に感謝しています。




家づくりのイメージがつかめたらタウンライフで具体的に間取りを検討してみよう!無料で利用できるので家づくり初心者におすすめです。
別記事にて利用方法や入力補助をしていますので参考にしてくださいね。
\ 家づくりはここからはじまる/
4.まとめ
私がi-smartを諦めた最大の理由は
予算オーバーしたこと
これに尽きます。
しかしながら、ハイドロテクトタイルや太陽光発電設備を諦めても、
間取りに関して得られた満足度はブリアールの方が高かったことでしょう。
性能評価でもi-smartに劣りますが、極寒冷地でもなければ誤差です。
ブリアールでも十分に“家は性能”を体感することができています。
一般的に家づくりでは予算の都合もあり、
欲しい物全てを得る事は出来ないことが多いはず。
その中で諦められるものとそうでないものを見極め、
納得した上で家を建てたいものです。
一条工務店の中でブリアールを建てる人は少数派です、
しかし少数だからといって満足していないわけでもありません。
自分の欲しい物は何なのか、しっかりと理解した上で家づくりをしてくださいね。
一条工務店を選んだのに【i-smart】を選ばなかった理由 おわり
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