満足のできる家づくりをする上で大切な事は、
アイデアの引き出しをたくさん持っておくこと。
たくさんのアイデアを持っていればそれだけ、家づくりに取り入れていくことができます。
そこで、まずはこちらをご覧ください

これは我が家の間取り図であり、
それぞれ番号は間取りのこだわりや妥協点、
失敗などの特筆すべき内容をまとめたものです。
当記事では我が家の間取りと家づくりということで、
これら①~⑩についてご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめしています。
- 家づくりを始めようと思っている
- 間取りを考えているけどどうしていいのかわからない
- もっと家づくりのアイデアや体験談を知りたい
家づくりの工夫を知りたい人も、失敗談を知りたい人も、
気になったものを是非見ていってくださいね。




当記事ではそれぞれの番号についてどのような内容なのかを簡単にご紹介します。詳細を知りたい方は各記事リンクよりご覧ください。
1.家づくりにおいてアイデアの引き出しを増やす意味
満足のいく家づくりをするために必要な事、
それはたくさんのアイデアの引き出しを持っておくことです。
ここで言うアイデアの引き出しは次の両方の事を指しています。
- 気に入っているアイデア
- 好みではないアイデア




なんで気に入ってないアイデアもいるん?




ほとんどの人は家にいくらかけてよいのか考えながら家づくりをすると思うんよ。そうなると全て希望通りの家にすることはなかなか難しいんだよね




うん、確かにそうやな。
でも気に入ってるアイデアだけで考えてったらよくない?




それでうまくいけばそれでOKやでっ。
でも希望通りにいかんだときには妥協案が出てくるやろ?”こうはしたくない”っていうのをしっかり意識しとかんと、妥協できるラインが曖昧になって後悔することにつながりかねやんのよ




そういうもんなんかー
家づくり、特に間取りを考える時には断片化されたイメージを少しずつ組み立てていきます。
- 広々としたLDKが欲しい
- 明るくて開放感のある吹き抜けがほしい
- リビングに階段を付けて家族が顔を合わせやすくしたい
理想の家を建てるためには、このようなたくさんの希望やイメージが必要です。
そこで抱く希望やイメージについて、
ただただ欲しい!という思いだけで突っ走るのは危険です。
それは希望やイメージの2面性を考える必要があるからです。
例えば、リビング階段を採用したいと考えていたとします。
リビング階段のメリットはこのようなものがあります。
- 家族が帰宅した時にリビングを必ず通るので顔を合わす頻度が増える
- 併せて吹き抜けを採用すれば開放感があり、明るい
特に1つ目の家族が顔を合わせる頻度があがるのは、
家族の状況を知る上でも大切な事なので大きなメリットであることは間違いありません。
しかし、メリットばかりを気にしてデメリットの情報を得ていなかったらどうなるか。
リビング階段のデメリットはこのようなものがあります。
- 階段に埃が溜まる、掃除した時に埃が舞う
- 冷暖房の効率が悪い
- 子どもの友達などの来客もリビングを通らなければならない
少しイメージしただけでもこのくらいは出てきます。
このように、良いと思った家づくりのアイデアであっても、
その裏では思わぬデメリットもあるかもしれません。
家づくりではこのようにアイデアの2面性をしっかり意識していくことが大切です。




アイデアについてメリット・デメリットを理解しておけば、
“こんなはずじゃなかった”という後悔は起きにくくなるよ




2面性か~、家づくりに限ったことじゃないね




我が家の工夫も色々と紹介するけれど、全ての人にとって良いモノになるとは限らんから、自分にとって必要なのかはしっかり考えてなっ




アイデアの1つに過ぎんってことやな!
2.我が家の仕様を紹介
我が家の仕様を紹介します。
2018年に一条工務店の家を建てました。
詳細は以下です。
- 洋風ブリアール 夢の家Ⅳ仕様
- 間取り 4LDK
- 施工面積 114.28m2(34.57坪)
- 1F床面積 63.76m2(19.28坪)
- 2F床面積 46.37m2(14.02坪)
- 建物本体工事費 (施工面積) x (m2単価) = 114.28(m2) x 177,985(円) = 20,340,125(円)
- 建物工事費 約2,450万円(消費税8%含まず)
- 建築総費用(見積もり) 約2,920万円(建物工事費の消費税8%含む)




もちろん、一条工務店イチ押しの全館床暖房システムを採用しているよ
3.我が家の間取りから考える家づくり
それでは本題です。
こちらの番号に沿って我が家の間取りのポイントを紹介していきます。
- ①建築費用を紹介
⇒35坪の注文住宅はいくら?ブリアールの【建築費用】大公開!! - ②間取りの組み方を紹介
⇒【コンセプト】が重要!!35坪のブリアールの間取りはこうしてできた - ③我が家の最大のこだわり
⇒大開放!!ブリアールの【3枚引き戸】でリビングと和室を一体化 - ④無垢材壁の設置位置
⇒木の温もりを感じるアクセント壁!!我が家の【パイン材】はココ!! - ⑤間取りから生み出す収納について
⇒ココにも!?間取りのアイデアで生み出す!!我が家の【収納】の工夫 - ⑥脱衣所の必要性を訴える
⇒【脱衣所は必要?】家族で住むなら洗面所とは別がおすすめ!! - ⑦1つ目の妥協点、トイレの扉
⇒我が家の間取りの【妥協点】、トイレの引き戸を諦めた - ⑧2つ目の妥協点、扉の干渉
⇒新築でも間取りに妥協はある!!我が家の開き戸はぶつかる仕様 - ⑨知っておきたい間取りと冷蔵庫の関係
⇒我が家は片開き一択!!【冷蔵庫】はキッチンの間取りから決まる - ⑩我が家の唯一の失敗
⇒家づくりの唯一の失敗!!【立水栓】の位置は盲点だった
①建築費用を紹介
まずは家づくりにおいて重要なお金に関する事から。
家を建てるのにかかるお金は人生における3大資金の一つであり、
非常に大きな金額になってきます。
- この記事でわかること
- ・我が家の仕様と坪単価
・建築費用の詳細
・一部オプションにかかる値段
・我が家でも採用したブリアールで建築費用を抑える方法
・どのようなコンセプトに従って建てたのか
・月々のローン返済額




お金に関する事はココを見ればOK!
建築費用と家の広さは密接に関係しているから、建築費用と間取りは切っても切れない関係にあるよ
②間取りの組み方を紹介
最終的にはこの形で決まった我が家の間取り。
これがどのようにしてこの形に決まっていったのかを紹介します。
いざ間取りを決めるとなっても
何から考えてどこから手を付けていいのかわからない…
となるのではないでしょうか。
私も間取りを考え始めたころは全くの白紙、
そんな私でもなんとかこの間取りを組むことができました。
- この記事でわかること
- ・間取りを決める前に考える事
・間取りをどのように組み立てていけばよいのか
・我が家の間取りはこうして出来上がっていった




間取りを組む時が家づくりで一番楽しい時!
ハウスメーカー主体ではなく、自分達主体で間取りを考えて家づくりをしていこう
③我が家の最大のこだわり
我が家の間取りにおける最大の工夫を紹介しています。
それがLDKと和室を仕切る扉、3枚引き戸です。
多くの家に見られる3枚引き戸とは異なり、
我が家の3枚引き戸は、戸を壁に引き込む事で最高の開放感を得られます。
そして一条工務店において、この3枚引き戸はi-smartには恐らく採用することができません。
ブリアール・グランセゾンの特権と思われます。
一条工務店の貴重な3枚引き戸を是非ご覧ください。
- この記事でわかること
- ・3枚引き戸とはどのようなものか
・3枚引き戸を採用するメリット
・我が家の間取りはこうして出来上がっていった
・何故i-smartでは採用できないのか




コンパクトな中でも部屋を広く見せる工夫だよ。
開放感抜群の3枚引き戸を是非ご覧ください
④無垢材壁の設置位置
一条工務店のブリアールでは、
パイン材と言われる松の木の無垢材を1箇所の壁に施工してもらえるサービスがあります。
白系の壁紙が多い中でこのパイン材壁は非常に存在感を出します。
リビング等でアクセントとして用いる家が多い中、我が家が採用した場所とは…?
- この記事でわかること
- ・パイン材とは何か
・ブリアールにおけるパイン材サービスについて
・我が家でパイン材を使用した場所と実際の様子




パイン材は思ったよりも節(ふし)が多くて存在感が強いから、
実際のモノを見てから場所を決めるのがおすすめ!
⑤間取りから生み出す収納について
どの家にも収納スペースは必ず必要。
そして広々とした収納スペースを確保したいものです。
しかしながら収納スペースを広くすると家自体が広くなって価格が上がってしまいます。
我が家はコンパクトですが、いくつかの収納スペースがあります。
間取りから生み出す使い勝手の良い収納場所を紹介しています。
- この記事でわかること
- ・間取りの工夫で生み出せる収納場所とは
・我が家の収納場所とその様子
・小さな収納場所でも収納力を高める工夫




コンパクトな家でも工夫次第で大きな収納力を得る事ができるよ。
家を広くする前によく考えてみよう
⑥脱衣所の必要性を訴える
脱衣所は必要なのか?という事に焦点を当てて紹介しています。
私は脱衣所の設置を強く推奨しています。
最近は洗面脱衣所として、脱衣所を専用スペースとして設けない間取りが多く感じます。
それって結構不便に感じる事が多いはずです。
最近はこういう間取りが多いからと決めるのではなく、
実際の使用感を考えて脱衣所の有無を検討する必要があります。
- この記事でわかること
- ・脱衣所は必要なのか?に対する考察
・筆者が脱衣所を必要と考える理由
・我が家の脱衣所がどうなっているのか




この問題を考えないと生活が窮屈になってしまうかもしれません。
しっかりと考えて快適な家を目指してくださいね
⑦1つ目の妥協点、トイレの扉
我が家の間取りの妥協点の1つ、トイレの扉についてです。
本当は引き戸を採用したかったトイレの扉、
結果的に開き戸で妥協しています。
そんなトイレの扉について、使用イメージを加えながら紹介しています。
- この記事でわかること
- ・引き戸を採用したかった理由
・引き戸を採用できなかった理由
・どうして妥協できたのか




全ての希望を揃える家を建てる事はなかなか難しいよ。
何が妥協できて何が妥協できないのかをしっかり理解しておこう
⑧2つ目の妥協点、扉の干渉
我が家の2つ目の妥協点で、開き戸の干渉についてです。
通常、家の扉はどのようなタイミングで開閉しても、
他の扉とは干渉しなようなつくりになっています。
しかし我が家には1ヵ所、扉が干渉してしまうところがあります。
間取りを組む段階で気づいていたこの干渉、
不便であることを理解した上で採用していった経緯を紹介しています。
- この記事でわかること
- ・我が家の開き戸の実際の状況
・扉が干渉することによる問題点
・どうして妥協できたのか
・実際に住んでみてどう感じたのか




事前に知っていれば妥協だけど、知らずに建てれば後悔になりかねない重要な問題だよ。間取りは隅々までしっかり確認しよう
⑨知っておきたい間取りと冷蔵庫の関係
間取りと冷蔵庫の関係について紹介しています。
家の間取りを考える時には冷蔵庫の位置を予め決めておきます。
決められた場所に冷蔵庫を配置するわけですが、
実は冷蔵庫はどれでも良いというわけではないのです。
我が家では間取りを決めた時には冷蔵庫のあるべき仕様がほぼ決まっていました。
我が家が選んだのは片開きの冷蔵庫。
選択肢の少ない片開の冷蔵庫をあえて選んだ理由とは。
- この記事でわかること
- ・間取りで変わる片開きと両開き冷蔵庫の使い勝手の違い
・図解でわかる片開き冷蔵庫の使い勝手の良さ




特に今使っている冷蔵庫をそのまま使いたい人は注意!
せっかくの注文住宅なのに冷蔵庫が使いにくすぎる!なんてことも起こりかねないよ
⑩我が家の唯一の失敗
注文住宅での家づくりは何としても失敗したくないもの。
私も穴が開くほど図面を確認し、
妥協点も含めて全て納得して間取りを完成させたつもりでした。
そんな我が家でも唯一の失敗がありました。
それが外にある立水栓。
位置は問題では無かったのですが立水栓の近くにはたくさんのマンホールが。
これがどうして失敗になるのか紹介しています。
- この記事でわかること
- ・我が家の家づくりの失敗事例
・立水栓の位置を決める時に注意しなければならない事
・どうすれば立水栓の位置で失敗しないようにできるのか




失敗と妥協は全くの別物!
我が家と同じ失敗をしないように是非確認してくださいね
4.まとめ
我が家の家づくりのポイント10選を紹介しました。
- 家づくりのアイデアはたくさん集めておくべき
- 家づくりのアイデアはメリット・デメリットの2面性をよく考える
- 我が家の工夫が全ての人に良いモノとは限らない
これらを意識して、我が家の家づくりのポイントを参考にして頂ければと思います。
繰り返しになりますが、メリットとデメリットはセットにして考える癖をつけてください。
メリットばかりを得ようとするといつの間にか大きなデメリットを背負うことになります。
我が家の場合、多少の妥協点や失敗はありましたが今の家に満足しています。
全く同じ間取りが良い!と思う方はなかなかいないかもしれませんが、
断片的な工夫は取り入れることは多くの場合可能ですので、
気になったら導入を検討してみてくださいね。
【まとめ】間取りから考える、我が家の家づくりのポイント10選 おわり
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