一条工務店のブリアールに住む私が、この家の春と秋の環境について紹介します。
一条工務店について語られることが多いのは間違いなく冬のこと。
快適な床暖房の話は尽きる事がありません。
しかしながら他の季節の情報が全く語られない…。
そして…こんな疑問は出てきませんか?
冷房も床暖房も必要の無い季節ってどんな感じなん?
当記事では高気密・高断熱住宅である一条工務店の家の春と秋が、
実際に住んでみてどんな環境なのかをご紹介します。
そして当記事はこんな方におすすめしています。
- 一条工務店の家に興味がある方
- 一条工務店の家に実際に住んだ人の声を聞きたい方
- 実際に住む春と秋の一条工務店の家はどんな感じなのか
- 住んでわかったメリットとデメリットを知りたい方
こんな方々は必見です。
ハウスメーカー選び・家づくりの参考にして頂けたらと思います。
家の性能が一番影響しない快適な季節、
冬に快適な一条工務店の家の春と秋はどんな環境なのか?
是非ご覧ください。

春と秋は悩みの季節?
一条工務店の家にとって
春と秋は悩ましい季節です。




春と秋って普通に快適やん?
特筆するようなことあるの??




普通の家やったらあんまないけどな、
一条工務店の家に住む人にとっては悩みの季節なんやで…
この時期の一条工務店の家の悩み、
それは床暖房の運転&停止のタイミングです。
毎年の悩みであるこの問題に、
3年間一条工務店ブリアールに住んでいる私が、
- どのような基準で床暖房の運転&停止のタイミングを決めているのか
- 春と秋の環境に高気密・高断熱住宅がどのような環境なのか
を紹介します。




床暖房をいつからつけるのか、設定温度はどのくらいなのか?
床暖房について詳しく突っ込んだ内容はこちらの記事で紹介しています。
春は床暖房を停止していく季節



冬場に全館床暖房で快適な毎日を過ごしていましたが、
4月頃になると暖かい日が増えてきます。
我が家では5月の大型連休あたりになると、
いよいよ床暖房を停止しようかという話になります。
一条工務店の床暖房システムは温水(ぬるま湯)を循環させて床を温めるものです。ホットカーペットのように温度に瞬発力がありません。このため一度床暖房を停止してしまうと、後々寒いと思って付けてもすぐに部屋は暖まってくれません。




消した後の寒さにはエアコンで対応しないといけないから、
起動する秋よりも停止する春の方が悩むよ
例年5月の大型連休が終わるころに床暖房を停止する事になりますが、
気温などの明確な基準があるわけではありません。
「今日は少し暑く感じたな、もうそろそろ床暖房切ってもいいかな」
と思うことが増えてきたあたりで週間天気予報の気温を確認します。
そしてその気温がその先1週間続くようなら停止しようか、となります。
まだ気温が低い日があるのであればその日までは運転を続け、
また1週間の予想気温を確認し…といった具合です。




床暖房を停止すると、なんか寂しい気分になるなぁ




一条工務店の季節が終わった…ってなるね
それだけこの床暖房システムが良いモノであるってことやな
秋は床暖房を運転していく季節



ひたすら冷房に依存した夏が過ぎると今度は秋です。
ここ数年は特に冬の到来が遅い気がしてなりません。
10月末頃になってもまだまだ暖かい日が多い印象です。
我が家でそろそろ床暖房を運転しようか、
と考え始めるのは11月初旬頃です。
床暖房の運転を始めるときは春の停止させる時とは異なります。
床の冷たさが気になりだしたら床暖房の運転をすぐに開始します。
一気に気温が低下した場合、その日に床暖房の運転を開始しても間に合いません。
しかし、床暖房の設定温度を低めにして運転させておけば、
床が暖かいとは言えなくとも、冷たくない状態を保つことができます。




温度変化に瞬発力が無いからちょっとした工夫が必要やね
我が家の冬季の床暖房の温度設定は28度としていますが、
晩秋の床暖房の運転を開始するときは25度~26度の設定としています。




25~26度ってほぼプールの水温や!




28度プールやとちょっとあったかいって思う程度かな、
そんな水温やけど部屋はあったかくなるのがスゴイ




床暖房が入ったらいよいよ冬の到来ってわけやなー




11月中はまだまだありがたみ感じにくいけど、
12月に入ってくると一条工務店の季節がきた!と感じるよ
春と秋の高気密・高断熱住宅



一条工務店の春と秋ということで、
床暖房システムの起動・停止についてご紹介しました。
気候は安定して過ごしやすいですが、花粉に悩まされる季節でもあります。
そんな季節の一条工務店の家はどんな感じなのでしょうか。
結論から申しますと、
春と秋については高気密・高断熱住宅でメリットを実感することはほぼありません。




そもそも快適な気候やでな、
この季節はどんな家でも快適やと思うで。
花粉症の人は辛いやろうけど…
花粉について
花粉に対する我が家の状況ですが
- そもそも誰も重度の花粉症ではない
- 普通に窓をあける
- 洗濯物も外に干すことが多い
こんな感じで、全く対策していません。
花粉症の方は窓をあけない方が良いかと思います。
ロスガードで空気を循環させているので、
家の仕様としては閉め切りが推奨されています。




しっかりと閉め切って対策すれば、
室内への花粉の侵入をかなり抑えられるはずやで
窓際のぽかぽかはありません
もう一つ、夏場は冷房効率等の関係上メリットとしてはたらく一条工務店の窓、
非常に優秀な断熱・UVカット機能を誇るトリプルガラスの樹脂サッシにまつわるお話です。
普通の家なら春秋の寒くは無いけど涼しいくらいの季節、
陽が射しこんで普通なら窓を閉めてカーテンをあけて、
日差しがぽかぽか最高のお昼寝♪気持ちいいですね。
しかし、残念ながら一条工務店の家ではこれができません。
日差しは通りますが熱を通さないためぽかぽか感はほとんどありません。




こればっかりは仕方ないね…
窓をあけたら日差しは感じられるけどね
まとめ
一条工務店の春と秋は
- 床暖房の起動・停止をしなければならない悩ましい季節
- 花粉は対策すればかなり侵入を抑えられる
- 特にこれと言ってメリットを感じられることが無い
外の気候が快適なら当然部屋の中も快適になります。
快適な気温の間は他の住宅同様に快適であることは間違い無いです。
そんな中でも自然の快適さをできるだけ長い期間取り込もうとするならば、
しっかりと風通しができる間取りが必要になります。
なかなか難しいかもしれませんが、
是非お住いの地域特有の風の吹き方などを計算した上で家づくりを進めてくださいね。
一条工務店の家は床暖房の設定が難しいとか、
環境を合わせるための面倒臭さは無いとは言いません。
しかしながら、それも加味しても、
一条工務店の家から受けている恩恵は大きいです、快適です、おすすめです。
皆さまの家づくりや、環境づくりの参考になれば幸いです。
悩ましい季節??【春と秋】は床暖房の使いはじめ&終わりの時期 おわり。
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