携帯電話の月額料金の高さに悩んでいる人って多いと思います。
政府が携帯電話料金4割安くできる余地があるだのなんだの言っていた中で、
屁理屈のような料金値下げ報道が続いていました。
そんな中、ようやく実質料金が下がりそうなプランの発表がありましたね。
- Docomoよりahamo
- SoftbankよりLINEMO
- auよりpovo
月額2000円台(税抜)の料金プランが続々発表され、話題になりました。
これで固定費が下がる!と思うと同時に
今までの携帯料金の高さは何だったんだ!
と悲しくなる一面もありました。
前置きが長くなりました。
私はおおよそ15年ほどau一本で契約を続けてきましたが、
早速povoを申し込みました。
そして、4月利用分の請求からは完全にpovoの料金へ移行しました。
今回は
- povoに移行した後にいくらになったのか
- 変更前との料金の差はいくらくらいになったのか
について紹介します。
この記事はこんな方におすすめしています。
- povoに移行したいけど実際にどのくらい金額が変わるのか知りたい
- プラン料金だけじゃなくてリアルな請求金額を知りたい
- どのくらいお得なのか知りたい
我が家では年間の固定費がグッと下がっています。
どれほど効果が出たのか是非ご覧ください。
⇒料金比較結果をスグに知りたい方はこちら
契約日数とpovo契約日数に応じて日割り計算された金額が請求金額になります。このため、純粋にpovoの請求額が確認できるのは2021年4月利用分の請求からとなります。

現在はpovo1.0からpovo2.0に切り替えています。
povo1.0と2.0の料金比較についてはこちらの記事で紹介しています。



povoについて



Ⅰ.povoとは
2021年3月23日より申し込みスタートしたauの新しい料金プランです。
povoが始まる前はauピタットプランが多く使われている料金プランでした。
Ⅱ.料金体系
povoは通信量20GBまでなら基本料金2,480円/月(税込み2,728円)で利用できるプランです。
この基本料金に加えて、好みで料金プランをトッピングできます。
※いずれもpovo公式サイトより情報引用させて頂いています。
トッピングプラン | 月額料金 ()内は税込価格 |
5分以内通話かけ放題 | 500円/月 (550円) |
通話かけ放題 | 1,500円/月 (1,650円) |
24時間データ使い放題 | 200円/24h (220円) |
データ追加1GB | 500円/1GB (550円) |




日常的に電話しないのならばトッピング無しで全然OKだよ
かけ放題のトッピングが無い場合の通話料金は税込み22円/30秒です。
今まで家族への通話は無料でしたが、povoの場合は関係なくかかりますので注意です。




電話するたびにお金かかるの損ちゃうの??




多くの場合損せぇへんと思うで。例えば通話掛け放題1,650円/月をトッピングしたとする。この金額の元取ろうと思うとひと月に37.5分も通話せなあかんのよ。




30分くらい通話することあるんちゃうの?




ひと月だけなら37.5分超える事おあるかもしれんな。でも年間で450分(7.5時間)も通話する?




そう言われればそうやなぁ、年間7.5時間は電話せんかな~




しかもLINE通話をはじめとしたデータ通信を使う通話なら、通話料関係無いんよ。だから長電話になりそうならWifi環境でLINE通話とかすれば実質無料通話できるで。




あーそれなら余裕や!
Ⅲ.通信環境
povoは安い料金プランですが、今までと変わらずau回線を使用することができます。
いわゆる格安携帯では、大手キャリアの回線を一部借りて使用しているため、
通信環境が悪くなることがあるようですが、
povoは純粋にau回線ですのでその心配はありません。




私が格安携帯会社を選ばなかった理由はコレ。釣りが趣味で通信環境悪くなる場合があるから、その時に緊急で連絡する必要があるとかなったときに繋がらんのは嫌やったんよな。実際にそういう状況に陥ったこともないし、問題無いのかもしれんけど…




単純に街中におるだけなら格安携帯でも十分なわけやな
移行前の2月分と移行後の4月分を料金比較



では本題です。
移行前の2月分の支払金額と、
povo移行後の4月分の支払金額を比較します。
先ほども触れましたが3月分はpovoの金額が日割り計算でややこしいため、
純粋にpovoの料金である4月分を比較対象にしています。
尚、利用料金については私と妻のそれぞれ2人分です。
内容 | 料金(円) | 2月との差(円) | 対2月比(%) | 備考 |
2月携帯電話使用料計 | 12,236 | ー | ー | 機器代金除く |
4月携帯電話使用料計(povo) | 7,369 | -4,867 | 60.2 | 機器代金除く |
2月家庭内支払い総計 | 15,391 | ー | ー | 機器代金含(分割払) |
4月家庭内支払い総計(povo) | 10,524 | -4,867 | 68.4 | 機器代金含(分割払) |




え、なにこれ安っ!




夫婦2人分の月額支出で4,867円変わってきたで。
年額にしてなんと58,404円!!
(一人当たり29,202円)




何かデメリットあるんちゃうの?




無くは無いかなー、メリットとデメリットについてこの後解説するわな
povoを採用することでauスマートバリューの要件から外れます。このため、インターネット回線(au光)を使用している場合は料金値引きが適用されなくなります。
とはいえ、インターネット回線に適用されている値引きが無くなっても、電話料金で安くなる分で充分カバーできます。トータルで固定費削減となります。




povoを使うメリットとデメリット



povoについて、それぞれ最も重要と思われるメリット・デメリットについて解説します。
他にもメリット・デメリットはありますが、
少なくともココだけは理解しておく必要があります。
Ⅰ.メリット
メリットは言うまでも無く基本料金の安さです。
20GB以上使う人にとっては今までの定額プランの方が安いかもしれませんが、
- たまーに電話して
- 少しLINE等のSNSで写真を送りあったり
- Wi-Fi環境でしか動画を見ない
こんな感じの使い方をしている人なら間違いなくpovoにした方が安いでしょう。




Wifi無しでゲームや動画視聴をガンガンする人はデータ使用料と要相談やでっ
Ⅱ.デメリット
デメリットも当然あります。
申し込みから、何かトラブった時の対応に至るまで全てがオンラインでの作業になります。
つまり、今までは何か困ったことがあれば各ショップに駆け込めばよかったものが、
そうはいかなくなります。
申し込み自体は難しかった記憶は無いですが、
今後何かトラブルがあった時は色々と調べながら対処しなければなりません。




自分でなんとかせなあかんっていう覚悟が必要なんやな




そういうことやな!
とはいえなんでも簡単に調べられるから問題ないやろ~。
受けられる恩恵の方が圧倒的に大きいと思うで
まとめ
基本料金の比較だけでは見えてこないpovoの安さ、
伝わりましたでしょうか?
- よっぽど電話を掛ける人以外は安くなる
- 基本はトッピング無しで全然問題無い
- au回線を使用しているので通信環境は安定している
- 何かトラブルがあった時は自分で調べて解決しなければならない
自分で調べて対応しなけらばならないことはデメリットとしてあります。
しかしながら、夫婦2人分で年間5万円以上の固定費削減は非常に大きいです。
おかげ様で我が家の固定費は一気に下がりました。
トラブった時は自分で対処しなければなりませんが、
手間賃で年間2.9万円も取られることを考えたら安いものではないでしょうか。
長年続けてきた契約を変更する事には何かと不安はあります。
しかしながら、povoの場合は今までの小手先の料金プラン変更とは違い、
多くの場合で固定費削減が期待できます。
思い切ってやってみたら、割と簡単にできるものですよ。
必要なのはプラン変更をやってみようとする心意気だけです。
あなたも思い切って固定費の削減を図ってみてくださいね。
【povo】4月分請求額公開!!変更前後の料金比較をやってみた おわり
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